M.R.H ULTRA-TRAIL MT HOTAKA vol.2 start〜悪夢の笠ヶ岳編。
8/3ついにUTMHのスタートの日が来た。神戸を出発し夜中の2時にあかんだな駐車場へ到着。仮眠後始発の上高地行きのバスに乗り込む。
釜トンネルを抜けるとそこには朝靄の中大正池に映る穂高連峰が見えた。天気も味方してくれてる、これは行けるなとテンションは上がる!上高地にはUTMH挑戦の三人以外にも@motonose166&@shinom0211&@cicalaが各自で山を楽しむために参加、小梨平にベースキャンプを張りそこから好きなトレイルへ日帰りで行くみたい。同じ期間中に仲間がそれぞれ同じ山域で遊ぶスタイルはなかなかいいかも。


[6:00]ちょうどに上高地を出発、明日また戻って来る事を仲間と約束し焼岳へと向かう。


朝の上高地は涼しくついつい走るスピードが上がっていくが長い旅なのでペースを抑え走る。遊歩道をしばらく進むといよいよ焼岳登山へと続くトレイルへ前日の雨で所々ぬかるみはあったが快適なトレイル。
標高が上がって振り返ると大正池が見える。そしてもう一度トレイルへと目を向けると∑(゚Д゚)かなりデンジャラスなルートが現れる。

絶壁に架かる梯子セクション、またこれが前日の雨で良い感じに濡れていて程よく滑る(笑)梯子も傾斜に合わせ職人により絶妙に曲げられていて匠の遊びゴコロを感じた。
[7:30]焼岳小屋を通過、本当は焼岳のピークにも行きたいがそれはまた次の機会に。小屋を後にし新穂高温泉への下りへと進むここからのトレイルは前半は木の根が張り出しているところもあり走りにくかったが後半はブナの中を快適に走る。

しかし気持ち良く走っていたら急に右腕に激痛が!ふと目を向けるとそこには黒い小さな蜂が刺してたての針を残し飛び立って行くところだった!!どうやら巣の近くを通って刺激してたらしく他の蜂も気がつけば周りで強い羽音をたてて飛び回っていたので姿勢を低くしその場から逃げ去る、幸いにも追手はこず逃げながらも刺さった針をなんとか取り出した、「あー出だしでこれはマズイな、これで痛みとか腫れがひどくなったらリタイヤだな」と心拍が上がる。先行していた二人に合流しファーストエイドキットからポイズンリムーバーを取り出し吸い出す。比較的小さな蜂(恐らく黒スズメバチかなと?)だったのか痛みはあるが腫れはそこまでひどくならないが少し頭痛が出てきた、やはり山では何が起こるかわからない、幸いポイズンリムーバーがあったので被害は最小限になったが今後の山行でポイズンリムーバーは外せないアイテムになった。

しかし蜂ごときでこのチャレンジは諦めるわけにはいかないがこれ以上ひどくなったら辞めよと心に誓うも気がつけば
[8:45]新穂高へと下りていた、しばらくロードを進むと次の目的地笠ヶ岳の稜線が雲の切れ間から見える。温泉街を進むとお湯の湧き出ているところがありその中にゆで卵が、なになにゆで卵50円!そしてその横の湧き水を貯めた桶の中にはきゅうりとラムネがキンキンに冷やされていた。さらに本日きゅうり無料の貼り紙!!こんなエイドをスルーするわけにはいかず(笑)ゆで卵エイドをありがたく利用させてもらった。



塩も専用小箱の中に、飛騨おもちゃ博物館の方には本当に感謝です!ご馳走さまでした。本来ならば今回の旅は山小屋などを積極的に利用することもあり行動食のジェルなどは十分に持ってきているのだが、なるべく後半にとっておきたい為パンなどここでもう少し腹にたまる物を食べてから笠ヶ岳へと向いたいところだったのだが売店は他に見つからず、とりあえずボトル三本に水を満タンにし進む。
[9:23]笠ヶ岳の登山道へ到着。
ここからはコースタイムで約9時間半。実はよく考えると標準タイムで三時間のセクションが三発連続で続くルートは北アルプスの中でもここしか無く(笑)いかにここがヤバイかは後で痛いほど知る事に(笑)ここで登りが続く為ザックからストックを取り出す、とそこへ登山届けを取りに来た山岳警備隊の方が来てここからの情報を聞いたが隊員の方の口からは「このコース長いよ(笑)」って半笑で去って行った。その言葉に三人ともひびるがこの大回りこそUTMHコンプリートの為のルート!!辞める訳にはいない(笑)お互い強い決意を確認しいざ登りセクションへ。

ここからはクリヤ谷の沢沿いのルートを進むのだが大雨後は水量が多く通行止めになるルートらしく前日の雨がどこまで影響しているか分からないまま進む。しかしいきなりで出来た沢には勢い良く水が流れていた∑(゚Д゚)あれこれどこから向こう岸へ行くの??どうやら前日の雨の影響は残っていたらしく一本目の沢は水量が多くどう見ても渡るところがない(涙)一瞬引き返す選択肢も出たが、なんとかオーバーハングした岩のしたに飛び移れるスペースを発見し、ストックをフル活用しなんとか向こう岸へ。しかしここで20分のロスこの影響が後々響く事に(涙)、その後合計五箇所の沢を渡る。しばらく進むと楊枝岳を見ながらのルートへ、
沢筋にはクライマーの人達がテントを張っておりそこから登りに行ってる様子。あの岩壁を登るとは本当に恐れ入りますm(_ _)m。ここからは一気にトレイルの斜度が上がる。しかしなかなかペースが上がらない、腕の刺された痕は少し腫れていてまだ痛みもあるし軽い高山病も出てきたのか頭痛がなかなか収まらない状態、他の二人は調子がいいらしくどんどん先へと進むが自分はペースが上がらない(涙)しかしリタイヤは考えたくもないし切り札の抗炎症薬を1/4錠に分解して飲みしばらく様子を見る事にした。しかしこの笠ヶ岳へのルート本当にキツイ!!周りも雲が下りて来ており視界もあまりないのでとにかく先が見えないのもあるが永遠と続く登りに三人ともはじめは半笑だったが徐々に顔を顰めはじめる。

GPSで何回も現在地を確認するもなかなか笠ヶ岳は近づく気配なし、さらに森林限界を抜けトラバーストレイルに入り走れるのかと思いきや足場は根っ子と浮石が連続しとても走れる状態ではなくさらに精神的に追い詰められる(涙)
[13:01]途中のポイントでもある雷鳥岩へとやっとの事で辿り着くもなんとここまで3時間半もの時間がかかってしまった!さらにガスも濃くなりテンション下り基調。でも心ではそう思っても脚を止める訳にはいかない、力を振り絞りやっと稜線へと出る。そこには岩というか平たい石が幾つも積み重なった不思議な光景がまた永遠と続くのかと思ったが

明けない夜は無いのと同じく、
[14:49]ついに日本百名山の一つでもある笠ヶ岳2897.5mの山頂へ辿り着く!
しかしゲキ登りによって三人とも予想以上に疲労していたため余韻に浸る事なく第二エイドの笠ヶ岳山荘へと向かう!この時全員の頭の中には食べ物の事しかなく無言のまましかし顔はにやけながらのダウンヒルを楽しんだ(笑)すれちがった登山者には相当おかしか連中だと思われたかなと(笑)

[15:15]笠ヶ岳山荘に到着。予想よりかなり時間が押していたが補給はしっかりとっておきたいしまだ旅は前半戦、最小限の時間でコーラ、カップラーメン、自分はスイカをいただく。しかしこんな山奥でこんな補給が受けられる事は本当にありがたい事で特に北アルプスの山小屋の設備の充実とホスピタリティには感謝しきれない。さらにありがたい事に無料で水も補給し小屋を後にした。お腹が満たされれば辛い登りの事は忘れたみたいでいつの間にか三人にも笑顔が戻る(本当に単純である(笑))本当はもっとゆっくりしたいがなんとか次の双六小屋に日没前までに、さらに夕食に間に合う様に進まなければならないため
[15:37]山小屋を出発。ペースを少し上げた。









ここからの双六岳まで続くトレイルはまさに雲上のトレイル走る極上のトレイルでアップダウンを繰り返しながらも気持ち良く走る事が出来た。この景色にいつの間にか腕の痛みも頭痛も収まっていた(本当によかった。)、流石にガスのため右手に穂高連峰を見る事ができなかったがそれでもここを走るれる喜びは表現しがたいが本当に最高だった、、、、

そしてUTMHは中盤へと
vol.3 双六の悲劇!!そして真夜中の西鎌尾根編へと続く。
上高地〜焼岳〜新穂高〜笠ヶ岳〜笠ヶ岳小屋までの距離22.9km

釜トンネルを抜けるとそこには朝靄の中大正池に映る穂高連峰が見えた。天気も味方してくれてる、これは行けるなとテンションは上がる!上高地にはUTMH挑戦の三人以外にも@motonose166&@shinom0211&@cicalaが各自で山を楽しむために参加、小梨平にベースキャンプを張りそこから好きなトレイルへ日帰りで行くみたい。同じ期間中に仲間がそれぞれ同じ山域で遊ぶスタイルはなかなかいいかも。


[6:00]ちょうどに上高地を出発、明日また戻って来る事を仲間と約束し焼岳へと向かう。



朝の上高地は涼しくついつい走るスピードが上がっていくが長い旅なのでペースを抑え走る。遊歩道をしばらく進むといよいよ焼岳登山へと続くトレイルへ前日の雨で所々ぬかるみはあったが快適なトレイル。

標高が上がって振り返ると大正池が見える。そしてもう一度トレイルへと目を向けると∑(゚Д゚)かなりデンジャラスなルートが現れる。


[7:30]焼岳小屋を通過、本当は焼岳のピークにも行きたいがそれはまた次の機会に。小屋を後にし新穂高温泉への下りへと進むここからのトレイルは前半は木の根が張り出しているところもあり走りにくかったが後半はブナの中を快適に走る。


しかし気持ち良く走っていたら急に右腕に激痛が!ふと目を向けるとそこには黒い小さな蜂が刺してたての針を残し飛び立って行くところだった!!どうやら巣の近くを通って刺激してたらしく他の蜂も気がつけば周りで強い羽音をたてて飛び回っていたので姿勢を低くしその場から逃げ去る、幸いにも追手はこず逃げながらも刺さった針をなんとか取り出した、「あー出だしでこれはマズイな、これで痛みとか腫れがひどくなったらリタイヤだな」と心拍が上がる。先行していた二人に合流しファーストエイドキットからポイズンリムーバーを取り出し吸い出す。比較的小さな蜂(恐らく黒スズメバチかなと?)だったのか痛みはあるが腫れはそこまでひどくならないが少し頭痛が出てきた、やはり山では何が起こるかわからない、幸いポイズンリムーバーがあったので被害は最小限になったが今後の山行でポイズンリムーバーは外せないアイテムになった。


しかし蜂ごときでこのチャレンジは諦めるわけにはいかないがこれ以上ひどくなったら辞めよと心に誓うも気がつけば
[8:45]新穂高へと下りていた、しばらくロードを進むと次の目的地笠ヶ岳の稜線が雲の切れ間から見える。温泉街を進むとお湯の湧き出ているところがありその中にゆで卵が、なになにゆで卵50円!そしてその横の湧き水を貯めた桶の中にはきゅうりとラムネがキンキンに冷やされていた。さらに本日きゅうり無料の貼り紙!!こんなエイドをスルーするわけにはいかず(笑)ゆで卵エイドをありがたく利用させてもらった。




塩も専用小箱の中に、飛騨おもちゃ博物館の方には本当に感謝です!ご馳走さまでした。本来ならば今回の旅は山小屋などを積極的に利用することもあり行動食のジェルなどは十分に持ってきているのだが、なるべく後半にとっておきたい為パンなどここでもう少し腹にたまる物を食べてから笠ヶ岳へと向いたいところだったのだが売店は他に見つからず、とりあえずボトル三本に水を満タンにし進む。
[9:23]笠ヶ岳の登山道へ到着。



ここからはクリヤ谷の沢沿いのルートを進むのだが大雨後は水量が多く通行止めになるルートらしく前日の雨がどこまで影響しているか分からないまま進む。しかしいきなりで出来た沢には勢い良く水が流れていた∑(゚Д゚)あれこれどこから向こう岸へ行くの??どうやら前日の雨の影響は残っていたらしく一本目の沢は水量が多くどう見ても渡るところがない(涙)一瞬引き返す選択肢も出たが、なんとかオーバーハングした岩のしたに飛び移れるスペースを発見し、ストックをフル活用しなんとか向こう岸へ。しかしここで20分のロスこの影響が後々響く事に(涙)、その後合計五箇所の沢を渡る。しばらく進むと楊枝岳を見ながらのルートへ、

沢筋にはクライマーの人達がテントを張っておりそこから登りに行ってる様子。あの岩壁を登るとは本当に恐れ入りますm(_ _)m。ここからは一気にトレイルの斜度が上がる。しかしなかなかペースが上がらない、腕の刺された痕は少し腫れていてまだ痛みもあるし軽い高山病も出てきたのか頭痛がなかなか収まらない状態、他の二人は調子がいいらしくどんどん先へと進むが自分はペースが上がらない(涙)しかしリタイヤは考えたくもないし切り札の抗炎症薬を1/4錠に分解して飲みしばらく様子を見る事にした。しかしこの笠ヶ岳へのルート本当にキツイ!!周りも雲が下りて来ており視界もあまりないのでとにかく先が見えないのもあるが永遠と続く登りに三人ともはじめは半笑だったが徐々に顔を顰めはじめる。



[13:01]途中のポイントでもある雷鳥岩へとやっとの事で辿り着くもなんとここまで3時間半もの時間がかかってしまった!さらにガスも濃くなりテンション下り基調。でも心ではそう思っても脚を止める訳にはいかない、力を振り絞りやっと稜線へと出る。そこには岩というか平たい石が幾つも積み重なった不思議な光景がまた永遠と続くのかと思ったが

[14:49]ついに日本百名山の一つでもある笠ヶ岳2897.5mの山頂へ辿り着く!



[15:15]笠ヶ岳山荘に到着。予想よりかなり時間が押していたが補給はしっかりとっておきたいしまだ旅は前半戦、最小限の時間でコーラ、カップラーメン、自分はスイカをいただく。しかしこんな山奥でこんな補給が受けられる事は本当にありがたい事で特に北アルプスの山小屋の設備の充実とホスピタリティには感謝しきれない。さらにありがたい事に無料で水も補給し小屋を後にした。お腹が満たされれば辛い登りの事は忘れたみたいでいつの間にか三人にも笑顔が戻る(本当に単純である(笑))本当はもっとゆっくりしたいがなんとか次の双六小屋に日没前までに、さらに夕食に間に合う様に進まなければならないため
[15:37]山小屋を出発。ペースを少し上げた。










ここからの双六岳まで続くトレイルはまさに雲上のトレイル走る極上のトレイルでアップダウンを繰り返しながらも気持ち良く走る事が出来た。この景色にいつの間にか腕の痛みも頭痛も収まっていた(本当によかった。)、流石にガスのため右手に穂高連峰を見る事ができなかったがそれでもここを走るれる喜びは表現しがたいが本当に最高だった、、、、

そしてUTMHは中盤へと
vol.3 双六の悲劇!!そして真夜中の西鎌尾根編へと続く。
上高地〜焼岳〜新穂高〜笠ヶ岳〜笠ヶ岳小屋までの距離22.9km
by nobutrail1080
| 2013-08-11 00:35
| Trailrunning

